「うちの子に与えている餌の量、これで合ってるのかな…?」
ホワイトシェパードを飼っていると、一度はこの疑問にぶつかります。袋の裏に書いてある給餌量の表をにらみながら、計量カップとキッチンスケールを行ったり来たり——。私も10年前、迎えたばかりの頃は毎日そんな感じでした(笑)。
ホワイトシェパードは大型犬の中でも体格や運動量に個体差が大きく、ネットで「大型犬 餌の量」と検索しても、出てくるのは一般論ばかり。「で、結局うちの子は何グラムなの?」という肝心な答えにたどり着けないんですよね。
この記事では、10年間ホワイトシェパードと暮らしてきた経験から、
- 成犬期(2〜7歳)に実際に与えていた量とフード
- シニア期(8歳〜)に入ってから変えたこと
- 量を見直すべきサインの見抜き方
を、具体的なグラム数つきでお伝えします。「袋の表記÷うちの子の現実」で微調整できるようになることがゴールです。
それではいきましょう。
ホワイトシェパード成犬の1日の餌の量めやす【結論】
まず結論からお伝えします。ホワイトシェパード成犬(2〜7歳)の1日の給餌量めやすは、以下の通りです。
| 体重 | 1日の給餌量(目安) | 1食あたり(2回給餌の場合) |
|---|---|---|
| 30kg | 約350〜450g | 約175〜225g |
| 35kg | 約400〜500g | 約200〜250g |
| 40kg | 約450〜550g | 約225〜275g |
※ドライフード基準・カロリー密度350〜400kcal/100gを想定
※運動量・避妊去勢の有無・代謝の個体差で前後します
「幅があるな」と思われたかもしれません。これは、同じ体重でも犬ごとに必要なカロリーがけっこう違うからです。
たとえば毎日30分の散歩で済ませている子と、休日に1時間ランニングを一緒にする子では、消費カロリーが全然違いますよね。去勢手術をしている子は、していない子よりも約20%太りやすくなる傾向もあります。
つまり「うちの子の正解」を見つけるには、めやすの数字を起点にして、体重と便の状態を見ながら微調整していくしかないんです。
次の章では、その「微調整の判断基準」を3つに整理してお伝えします。

家に迎え入れた時から、悩みに悩みました。まずは、手作り、子どもの離乳食を作る感じで、2,3日分作って冷凍したり。時間もお金もかかるし・・・手間が大変だし・・・ドライフードにして、原材料が気になるようになり、調べるうちに沼にはまり(汗)お腹が緩くなった時期もありましたし、食べない時もありました。色々試して・・・・辿り着いた???この記事がちょっとでも参考になれば幸いです。
餌の量を決める3つの基準
ホワイトシェパードの餌の量は、次の3つの軸で決まります。
体重と必要カロリー(DER)
犬の1日に必要なカロリーは、ざっくり次の式で計算できます。
RER(安静時エネルギー要求量) = 70 × 体重(kg)の0.75乗
成犬の場合、これに活動係数1.6〜1.8をかけたものがDER(1日のエネルギー要求量)です。35kgのホワイトシェパード成犬なら、おおよそ1,600〜1,800kcal/日が目安になります。
ドッグフードの100gあたりのカロリーで割れば、必要なグラム数が出ます。たとえばカロリー380kcal/100gのフードなら、1,700kcal ÷ 380 × 100 = 約447g/日という計算です。
※計算が面倒な方は、フード袋裏面の給餌量表を起点にしてOKです。あくまで根拠を知っておくと微調整しやすいですよ、というお話です。

運動量
これが個体差を生む最大の要因です。
- 散歩30分×1日2回の子 → めやす量で十分
- 散歩1時間以上 or ドッグランで走る子 → めやす量+10〜15%
- ランニング・トレッキングに同行する子 → めやす量+15〜25%
うちの子は休日に一緒に走ることが多いので、平日と休日で量を変えていた時期もありました。

平日と休日では、給餌量を変えていました。散歩以外にも一緒に遊んだりすることが多く土日の方が活動量が増えるので、計量カップに2つの線を書いて、平日と休日の量が子ども達でもわかるようにしています。
避妊・去勢の有無
去勢・避妊手術を受けた犬は、ホルモンバランスの変化で基礎代謝が落ち、太りやすくなります。手術後は通常量から10〜20%減らすところからスタートして、体重の変化を見ながら調整するのがおすすめです。
【体験談】成犬期(2〜7歳)に与えていた量とフード
ここからが、実際にうちの子に与えていたリアルな数字です。
当時の状態と給餌量
- 体重:約32kg(やや細め体型を維持)
- 運動量:平日 散歩40分×2回、休日 ランニング1時間
- 給餌量:1日400g前後(朝200g+夜200g)
ホワイトシェパードを成犬期に1日1回給餌にする方もいますが、胃捻転のリスクを下げるため、うちは朝晩2回に分けていました。大型犬の胃捻転はわりと深刻なので、ここはこだわっていたポイントです。
成犬期のメインフード:ネルソンズ
成犬期に長くお世話になったのがネルソンズです。
選んだ理由は3つ。
- 粒が大きめで大型犬がしっかり噛んで食べてくれる(早食い・丸呑み防止)
- グレインフリーで消化に負担が少ない
- チキン主原料で食いつきが安定していた
切り替えた直後の変化で印象的だったのは、便の状態が安定したことでした。それまで使っていたフードだと便が緩めの日があったのですが、ネルソンズに変えてから1週間ほどで形のしっかりした便に落ち着きました。毛艶も心なしか良くなった気がします(白い被毛なので変化がわかりやすいんです)。
コスパ面では、5kg袋で約12〜13日分もちました。大型犬を飼っていると一番気になるのが「フード代が家計を圧迫しないか」ですが、ネルソンズは品質のわりに価格が抑えめで、長く続けやすかったです。
成犬期に学んだ量の調整ポイント
成犬期で気をつけていたのは、月1回の体重測定と便チェックの2つだけ。袋の表記+10gずらすだけで体重が変わるので、こまめに見てあげると失敗しません。
【体験談】シニア期(8歳〜)で変えたこと
8歳を超えたあたりから、明らかに「あれ、ちょっと変わってきたな」というサインが出始めました。
量を減らすタイミングのサイン
- 食事を残す日が増えてきた
- 体重が同じ量でじわじわ増えてきた(運動量が落ちたサイン)
- 散歩のペースがゆっくりになってきた
- 朝の食いつきが鈍くなった
このうち2つ以上当てはまったら、量とフードを見直すタイミングだと思っています。
シニア期の給餌量
成犬期の400gから、1日350g前後(朝175g+夜175g)に減らしました。約12.5%の減量です。
ただ「量を減らす」だけだと栄養が足りなくなるので、1食あたりの質を上げる方向にシフト。ここでフードをアカナに切り替えました。
シニア期に切り替えたフード:アカナ
アカナを選んだ理由は、シニア期に必要な栄養設計と相性が良かったからです。
- 高タンパク・低炭水化物で筋肉量の維持に向く
- 原材料が良質(地元産の新鮮な肉・魚を高配合)
- 関節サポート成分(グルコサミン・コンドロイチン)が含まれる
シニア期の大型犬は、放っておくとどんどん筋肉が落ちて、関節への負担が増していきます。「量を減らしながら、必要なタンパク質はしっかり摂る」を実現するのに、アカナはちょうど良かったんです。
切り替え後の変化で実感したのは、散歩時の足取りが軽くなったこと。それまで階段の登りで少し躊躇する場面があったのが、自分から登るようになりました。気のせいかもしれませんが、毎日見ている飼い主の感覚としては明らかな違いでした。

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ネルソンズとともにローテーションをしながら使用していたのは、アカナというメーカーのフードです。11キロや17キロ入ったものもあります。1ヶ月ちょっとで食べ切れるので、割安で買うことができます。小さいパックのものもあるので、お試しもできるのがまた、いいところです。種類も豊富で、魚、チキン、ビーフ、ラムなど、主原料が選べることもポイントで、ローテーションしながら使うことができるので、使いやすいです。最近は、魚(ブルーのラベル)とシニア(緑ラベル)をローテーションをしながら使用しています。
シニア期の与え方の工夫
シニア期に入ってから、与え方そのものも少し変えました。
- ぬるま湯で軽くふやかす:消化への負担を減らす
- 1日3回に分ける日もある:消化吸収を穏やかに
- トッピングで食欲をブースト:茹で野菜や鶏ささみを少量
特にぬるま湯ふやかしは、シニア犬の歯への負担も減るのでおすすめです。
餌の量で失敗しないチェックリスト
ここまでの内容を、毎日のチェックポイントとしてまとめておきます。
ボディコンディションスコア(BCS)で見る
数字よりも信頼できるのが、実際に体を触っての確認です。
- 肋骨が軽く触れる(でも見えない) → 理想体型
- 肋骨が触りにくい・脂肪の層が厚い → 量が多い
- 肋骨がはっきり浮き出ている → 量が少ない
腰のくびれを上から見て確認するのも有効です。
月1回の体重測定
家庭用の体重計に飼い主が乗って測り、犬を抱っこした状態の重さから引き算するだけでOKです。月1回、同じ条件で測ると変化がわかります。

35キロを抱えて体重測定は、大変です(笑)が、人間と一緒で、体重の変化を記録しておくだけて、病気のサインを見逃すことが減りますね。
便の状態でわかるサイン
- 形がしっかり、拾いやすい → 量が適正
- 緩い・量が多い → フードが多すぎ or 合っていない
- 硬すぎる・小さい → 水分・量が不足気味
食いつきが落ちたときの3つの原因
- フードに飽きた(別ブランドのお試しを検討)
- 体調不良(下痢・嘔吐があれば獣医へ)
- シニア期突入のサイン(量と質の見直しタイミング)

8歳半頃だったと思いますが、3月から4月に入る頃で季節の変わり目だったと思いますが、いつもは、よく食べる子なのですが、全く手をつけず、残す日が2日続きました。おかしいなぁ〜と思いながら3日目。いよいよ食べないので、我が家の必殺技(チュールチュールワンチュール・ペーストのおやつ)をかけて食べさせたのですが、それでも半分しか食べず・・・病気か??と思いながら缶詰を買ってきてちょっとドライフードと混ぜて・・・4分の3食べる・・・・ちょっとずつ回復してきて食欲が戻るまで1週間ぐらいかかったかな〜と思います。今思うとシニア期に入ったタイミングだったのかもしれません。

よくある質問(Q&A)
Q. ドライフードはふやかすべきですか?
成犬期は基本不要ですが、シニア期に入ったら軽くぬるま湯でふやかすと消化に優しいです。熱湯は栄養素が壊れるので避けましょう。
Q. おやつの量はどう調整すればいい?
おやつのカロリーは1日のDERの10%以内が目安です。35kgの成犬なら約160〜180kcal分まで。おやつを多めにあげた日は、夕食を少し減らしてバランスを取ります。
Q. 子犬から成犬への切り替えは何歳ごろ?
ホワイトシェパードのような大型犬は12〜18ヶ月を目安に成犬用フードへ切り替えます。早すぎると成長に必要な栄養が不足するので、焦らないでOKです。
Q. 留守中に1日分まとめて置いていてもいい?
おすすめしません。大型犬の早食いは胃捻転リスクを高めます。自動給餌器で時間を分けて出すか、朝晩2回の手渡しが安心です。
まとめ:餌の量は「袋の表記÷うちの子の現実」で決まる
ホワイトシェパードの餌の量に「絶対の正解」はありません。袋の表記はあくまで起点で、そこからうちの子の体重・運動量・年齢・便の状態を見ながら微調整していくのが、10年飼ってきた私のたどり着いた答えです。
最後にこの記事のポイントを整理しておきます。
- 成犬期(2〜7歳)35kgなら1日400〜500gが目安
- シニア期(8歳〜)は10〜15%減らして質を上げる
- 成犬期はネルソンズ、シニア期はアカナが我が家の選択
- 月1回の体重測定+毎日の便チェックが最強のものさし
餌の量を整えてあげると、毛艶も体型も、そして何より愛犬の元気な時間が長くなります。「うちの子の正解」を見つけるヒントになれば嬉しいです。
ドッグフードの選び方そのものについては、別記事にもまとめていますので、よかったらあわせて読んでみてください。

それでは、今日もよい一日を!


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